こんにちは、荒井(@yutakarai)です。
海外のスタートアップの事例を通して、新しいビジネスアイデアのきっかけや、ビジネスのヒントを得ようという主旨で、毎回気になった海外スタートアップを紹介しています。
今回紹介するのは、AIビジネスの事例で、「SmartPlate」というサービスです。
AI栄養管理プラットフォーム SmartPlate
SmartPlateはアメリカのスタートアップで、「あなたの個人栄養士」というコンセプトのサービスです。
ホームページには、以下のように紹介されています。
SmartPlate は、世界初のAI栄養管理プラットフォームです。
高度な画像認識を使用して、食事を分析し、栄養管理することができるサービスです。
スマートな方法であなたの健康目標を達成する
このサービスは2つのデバイスで構成されています。
スマートプレートには重量センサーが内蔵されていて
プレートに乗っている食事の重量を計って、スマホアプリに情報を送信してくれるという機能をもっています。
スマホアプリには、AI技術のひとつの画像認識技術が搭載されていて、画面に映った食事を識別してくれます。
アプリを通して画面に映った料理が、なんの料理かを認識してくれます。そして、SmartPlateに保持している食事のデータベースと照合して、どれくらいのカロリーがあるかを教えてくれます。
SmartPlateのターゲットとする利用者としては、以下のような人を想定しているようです。
個人の栄養管理士として、このサービスを利用することができます。
目標の設定機能もあり、自分なりの目標設定もできますし、または、医師が承認した食事療法プログラムもいくつか選べるので、そのなかのひとつを目標として設定することもできます。
健康分野でのIoTとAIを活用が盛り上がってきている
SmartPlateは、IoTとAIを利用した健康分野のサービスになりますが、海外も日本もこういった健康分野でのIoTやAIの活用が多くなってきています。
本サイトのブログやポッドキャストでも、健康分野のサービスをいくつか紹介していますが、「健康分野」とひとことで言っても、その中で更に細分化されます。
例えば以下のような分野です。
今後も健康分野でのAI技術やIoT技術の活用が増えていくだろうと思います。
ビジネス視点として同様のサービスの立ち上げを考えた場合、まずはターゲットを絞って始めることがポイントです。
最初から、ターゲットを広くしてしまうと、競合と比べても何も特徴のないサービスになってしまいがちです。
なので、ターゲットを絞ってニッチを狙い、少しずつサービスを育てていくことが大切です。
僕個人も、健康分野のサービスはとても興味がありますので、今回紹介したSmartPlateも含め、今後も注目していきたいと思います。